加齢が原因?胃がもたれるのは何故なのか?

胃もたれを解消するツボが存在する

胃がムカムカして吐き気がしたり、どんよりとして重いといった胃もたれは、誰しも経験があるでしょう。
胃もたれの原因として最も多いのは食べすぎや飲み過ぎですが、暴飲暴食していないにも関わらず胃もたれしていることがある人もいます。
手のツボを押す人そんな不快な胃もたれですが、実はツボを押すことで解消されるケースがあるのです。
胃もたれ解消に効果的なツボに内関があります。

内関
手のひら側の手首から指3本分上にずらした腕にあるツボです。
胃もたれによる食欲不振によく効きます。
足三里
足三里は膝のお皿の下に見られる外側のくぼみから少し下がったところにあります。
すねの骨の外側を押すと気持ちいいところが足三里です。
足三里は食欲不振の他、胃の痛みにも効果があります。
陽陵泉
膝にあるツボで、陽陵泉も足三里と同様、膝の外側にありますが、外側の出っ張った骨から少し前側にあるのが陽陵泉です。
陽陵泉は胃の痛みに効果的です。
胃兪
背中にも胃もたれ解消につながるツボです。
ウエストのくびれから指2本上、さらに背骨から指2本分外にあります。
腰に手を当てると親指が来る場所なのでわかりやすいかもしれません。
胃兪は胃のムカムカによく効きます。
チュウカン
腹部にはチュウカンというツボがあります。
みぞおちとへその間にあるので、優しく周りを指圧してみましょう。
チュウカンは胃の不快感に効果的です。
太白
足にあるツボで、足の親指の内側部分にあるツボです。
親指の内側にへこんでいるところがあるのでわかりやすいでしょう。
太白を押すと血液の流れがよくなるので、胃もたれ解消につながります。
衝陽
足の甲にあるツボです。
足の人差し指と中指の間から少し下に下がったところにあります。
衝陽は食欲不振や吐き気に良く効きます。

以上のように胃もたれには多くのツボが存在します。
ツボにはそれぞれ解消される症状も異なるので、自分の症状に合わせて押すツボを選びましょう。

ツボを押しても改善されない場合は慢性胃腸炎かも

通常の胃もたれである場合、ツボを押すことで解消されるケースがほとんどです。
しかし、いくらツボを押しても効果を感じられないという場合があるかもしれません。
そのときには慢性胃腸炎を疑ってみましょう。

慢性胃腸炎とは、胃の粘膜が炎症を起こしている状態のことをいいます。
急性の胃炎は暴飲暴食などをしてから短期間で症状が出ますが、慢性は長期間にわたって胃炎の原因となる行動が繰り返し行われることで起こります。
急性では原因となっていたことをやめると回復しますが、慢性では期間が長いため胃の粘膜が変形してしまいます。
そのため完治するのが難しくなってしまうのです。

では、なぜ慢性胃腸炎になってしまうのでしょう。
慢性胃腸炎は加齢が原因となっているとされていたこともありました。
なぜなら、年をとるごとに胃の粘膜を保護する機能は衰えていくからです。
そもそも消化に必要な胃液は、胃の粘膜を溶かしてしまうほどの強さがあります。
しかし粘膜が溶けないのは、胃から分泌される粘液に守られているからなのです。

その粘液が加齢によって減っていくことで粘膜へのダメージが大きくなり、結果、慢性胃腸炎になると考えられていました。
しかしピロリ菌が発見されたことで、慢性胃腸炎の原因は加齢ではなくピロリ菌によるものがほとんどだということがわかりました。
胃に棲みついたピロリ菌はアンモニアという物質を発生させます。

アンモニアは胃の粘膜を刺激してしまうのです。
そのため粘膜に炎症が起こり、慢性胃腸炎となります。
症状は胃もたれとよく似ていて、胃の膨張感や胸焼け、食欲不振などが挙げられます。
慢性胃腸炎には病院での治療が必要となります。
胃の不快感がなかなか治らないときは早めに病院を受診しましょう。